車椅子が容易に移動出来る外構へリフォーム
2021年6月26日車椅子が出入りしやすいように外構をリフォームするとなると、玄関前にスロープを付けたり階段を車椅子でも上りやすく段差の低い物に変えたりと大掛かりな工事になってしまうイメージが強いのではないでしょうか?確かにそういった外構のリフォームが一般的です。そうする事で車椅子でも容易に家と外を移動する事が可能なように出来ます。ですが、リフォーム中に玄関の利用が制限されたり、玄関に入ってからも下駄箱前の段差がある場合も多いのでその場所のリフォームも必要になります。
そういった事から、最近人気なのがウッドデッキを利用した出入りの方法です。門から庭に繋がっている家の場合に限られますが、その場合にウッドデッキを設置してそこにスロープを付ける事で玄関を使う事なく直接リビングに行く事が出来るようになります。ウッドデッキ上に車椅子のタイヤを掃除出来る設備を設ける事も出来ますので、玄関内が狭くてタイヤの掃除がし難くて困っていたという人にもおすすめです。
ウッドデッキを設置するタイプであれば玄関の工事は必要ありません。ですので、リフォーム中も問題なくいつも通り玄関を使用する事が出来ますし、玄関前の階段や下駄箱前の段差をリフォームするような必要もありませんので工事期間もそれほど気になる事はありません。ウッドデッキの設置で家の外観はだいぶ変わりますが、悪い変化ではありませんので非常におすすめする事が出来ます。スロープの角度によっては自分一人で車椅子を操作して外出する事も帰宅する事も出来ますので、誰の手も借りずに気軽にお出かけがしたいと思ったら検討してみてはどうでしょうか?
ウッドデッキは最近では人工木を使用したタイプの物もあります。その人工木を使用したウッドデッキであれば非常に丈夫ですし、虫食いや腐朽の心配も少なく安心して長期間使用する事が可能です。スロープを滑り難くする加工も出来ますので、一度検討してみてはどうでしょうか?