広さに応じたお洒落な庭づくり
2021年6月22日戸建住宅においては、庭スペースを設けて、自分の好みの庭づくりを楽しめる事が大きなメリットの一つです。お洒落な庭は、自分の好みによっても違いますし、庭の広さによっても違って来ます。
例えば、比較的広い庭の場合には、全体的な統一感を持たせた庭づくりを行う事が、お洒落な雰囲気を出すポイントと言えます。
世界的に有名な庭としては、イギリス式や北欧式、そして日本の伝統的な和風などが上げられます。こうした庭づくりのポイントは、事前に写真例が沢山掲載された書籍をチェックし、自分なりのイメージを固めて取り組むのがお勧めです。
イギリス式は、どちらかと言うと手入れが大変ですが、代表的なバラの庭とすれば、手入れは比較的楽になると言えます。また、北欧式は余り手を加え過ぎず、自然な雰囲気を残した庭で、日本人の気持ちともフィットするのでお勧めです。
さらに、日本風の場合には、樹木が多すぎると植木職人さんに継続的に手入れしてもらう必要があるため、岩や石を多く使った枯山水的な要素を取り入れるとて手入れが楽になります。
また庭のスペースが広くない場合には、樹木を1,2本直植えし、レンガ等で花壇を作り、そこで季節の草花を育てるのがお勧めです。花壇内に直植えすると共に、小さな植木鉢に草花を植えて、それを直植えの草花の間に置くと言う方法もお勧めです。
この直植えと小さな植木鉢を上手に使う方法は、草花は花の時期が短く、花がしおれると見苦しくなるからです。一年草なら、引き抜いて他の草花に植え替えれば良いですが、多年草の場合には、花がしおれ、葉が枯れても翌年の為にそのままにしておく必要があります。花壇の中心にこんな草花があると、見苦しくなるので、多年草は汚くなる時期になれば、目立たない場所に移す事が出来るので、この方法がお勧めなのです。
花壇の奥には、DIYで柵を作り、そこに植木鉢をぶら下げられる様にすれば、狭い庭も立体的に広く使う事が可能です。小さな庭こそ、専門家の手を借りずに自分のアイディアで好みの庭づくりを出来る楽しさがあるとも言えるのです。